瀬戸の冬

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私は元船員であった事にも影響しているのか、それとも、海の傍で生まれ育った事が関係しているのか、ウオーキング中に海岸に出て広々とした水平線を見渡すと、ホッと気持ちが癒されるように感じるのであります。

今日も午前中はかなり良い天気で風も穏やかだったのですが、午後になってくると次第に雲が広がってきて、日々決めている夕刻のウオーキングの頃には、風も次第に吹き強まってきていました。それでも雲間から夕日がこぼれ、瀬戸に浮く島々の上に注がれておりましたし、海面はまだ割合に穏やかで、冬の夕暮れ時の瀬戸内海独特の風情を醸し出しておりました。

瀬戸内海には四季折々の懐かしいような、母親の懐のような表情があるのです。