ヒヨドリの子育て

皆さん、こんばんは。
 山口県東部

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は一日中晴れたり曇ったりで、蒸し暑い日中でした。
梅雨前線はまだ四国沖にあり少しずつ上がり下がりを繰り返しています。梅雨明けの特徴はこの前線が日本海まで北上し、消滅する日まで待つ事になりますので、まだまだ先の事になりそうです。

我が家の庭木には今、ヒヨドリが巣掛けの為にセッセと働いています。一日中何処からか巣の材料を咥えてきては上手に丸く仕上げて行きます。...
写真では解りにくいのですが、丸印の中に微かに網目の様に見えるのが現在作成工事中の巣なのです。
昨日はヒヨドリが夫婦で来て巣掛けの場所探しをしていましたが、話がまとまって今朝から作業が始まり、今日夕方にはかなりの形が見えてきました。もう2〜3日で完成し、この巣の中にお母さんが座り込み始めたら、産卵そして抱卵の段取りです。抱卵開始から大体20日位でヒナが孵ります。
それからヒナの巣立ちまでは1ヶ月近くはかかると思われますので、何処の母親も大変な育児なのであります。然し、順調に子育て出来ればいいんですが、中々それも難しいようです。卵の内にヘビに狙われたり、カラスに狙われたり、ヒナが生まれると野良猫や飼い猫も天敵です。ある日突然親鳥が大騒ぎすれば、もうそれで一巻の終わりになります。
我が庭では、これまでも度重なり営巣から子育てを見てきましたが、厳しい自然の掟が待ってるのです。それが自然の定めであれば止むを得ない面もあります。静かに成り行きを見ている人間の方も、本当に辛い思いをするんです。今度こそ何とか子育て出来て、無事にヒナが巣立ちできればと祈っています。