どくだみ草

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こんばんは。各地に多量の降雨を見る、今年の梅雨ですが皆さんの地方では災害など起こっていないでしょうか?安全に安心に過ごされていれば何よりです。

今夜の花は、「どくだみ草」を取り上げてみました。「毒痛み」と書いてどくだみと読むのだそうです。「毒痛み」とは即ち、毒を矯める(ためる=収める)毒を止める効果が有ると信じられていました。また、別名で「十薬」と呼ぶともあります、そのくらい色々な効能が有ると言う事なのでしょうか。昔、わが母が元気であった頃には、土用の丑の日どくだみ草を刈り取って陰干しにして、乾燥したものを粉末にして「どくだみ茶」として煎じて、時々飲ませてくれたことを思い出します。どくだみ草はとても繁殖力旺盛でして、引き抜いても地下茎でまた直ぐに立ち直ります。触ったり引っこ抜いたりする時には独特な匂いを発生します、如何にも薬草的な独特の香りです。写真でご覧になれますように今丁度、茎の先端に可愛い4弁の真っ白な花を付けています。でも、あまり繁殖力を発揮して、蔓延って貰っても地主は困る訳で、時々は引っこ抜かれて処分する事にもなるのであります。今夜は「どくだに草」について書いてみました。